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国宝

【国宝】を見てきました

先日、新宿の歌舞伎町タワーで映画『国宝』を観てきた。
この映画館、初めて行ったんだけどかなり良かった!

上映の1時間前からラウンジに入れるんだけど、ポップコーンは食べ放題、ソフトドリンクも飲み放題。
落ち着いた空間でまったりしながら映画を待てるって、新鮮な贅沢な過ごし方だった。
シートもすごく快適で、前後も横幅もゆとりがあって、レザー仕様で高級感もある。
観る前からちょっとテンション上がります。

そして上映後は隣接しているオシャレな大人っぽいバーで1杯無料でドリンクが飲めるらしい。

上記全部内容含めて料金は4500円/人です。
長い映画を見る時とか、贅沢に過ごしたい人にはオススメ✨

以下ネタバレ含んでいるので映画見る人は読まないで

映画の内容なんだけど、
一言でいうと「血筋とは何か」を考えさせられる作品だった。


代々受け継がれてきた家業や才能、誇りといった“血の物語”が軸になっていて、父から息子へ、技術や覚悟が引き継がれていく。
ただ、それと同時に受け継いでしまう“病気”という現実。糖尿病という遺伝的要素が、父も子も奪っていく。

一見すると「素晴らしい血筋」のように思えるけど、じゃあ本当にそれは“正解の血”なのか? そんなふうに問いかけられた気がした。

人はなにかを継ぐとき、それが名誉であっても、同時に重荷にもなる。
血というものが時に誇りになり、時には苦しさを与えるってことをまざまざと知ることになった。
映像も美しかった。

見終わった後、心にずっしりと何かが残る。
派手な展開があるわけじゃないけど「観てよかったな」と思えた。
観る人によって刺さるポイントは違うと思うけど、僕は「血は正しいのか?」っていう問いがずっと頭から離れなかった。
多分あまり考察が一致しない、人によって捉え方が全く違う映画なんだと思った。

以上です。
ぜひ見てみてください!

大島航汰